ペットシッターを探す際に注目するポイントは、人によって異なります。少しでも料金が安い業者を選びたいという人もいれば、自宅から近い業者に依頼をしたいという人もいるでしょう。さらに、ペットシッターに関する資格を持つスタッフがいる業者が良いという人もいます。有資格者が働く業者であれば、ペットの世話や健康管理など細やかなサービスを期待することができるでしょう。ただ、有資格者でなければサービス品質が落ちるという訳ではありません。
ペットシッターに関する国家資格は存在しません。資格は民間資格のみであり、資格を持たない人でも働くことができます。ペットシッターの資格を取得することによって、お世話やペットの健康に関する様々な知識を身につけることができますが、独学で学ぶ人もいれば、仕事をする中で様々な知識を身につけていく人も多いものです。資格がなくても高いスキルや知識を持つ人も多いため、資格にこだわり過ぎるということはおすすめできません。健康面までしっかりサポートして貰いたい時は、シッターの資格保有者がいるかよりも、獣医師との連携がしっかりしているかを確認した上で、業者選びをすると良いでしょう。
本当に良いお世話をして貰いたいのであれば、資格の有無よりもシッターとの相性に注目をしておくことがおすすめです。高い知識を持っていても、ペットとの相性が悪ければ、世話をされるワンちゃんやネコちゃんがストレスを感じてしまう原因となります。餌やりやトイレ掃除などの世話をして貰っても、ワンちゃんやネコちゃんが大きなストレスを感じることになれば、体調不良を引き起こしたり気が荒くなってしまう可能性があります。それだけに、ペットシッターを依頼する際には、安心して任せることができる存在かどうか、しっかり確認しておくことが大切です。
シッターさんの人柄は、依頼者側の安心にも大きな影響を与えるものです。留守中のお世話を頼む場合は、シッターさんに自宅の鍵を預ける形となります。仕事での訪問とはいえ、他人が家に入り込む状態に対し不安を感じる人は少なくありません。安心して鍵を預けられる人にこだわりたいという場合は、事前面談が用意されているような業者を選んでおくと良いでしょう。ただ面談ができるだけでなく、合わないと感じたら他の人を指名できるなど、利用者側がシッター選びにこだわれる業者を選べば、安心してペットのお世話を任せることができます。
