ペットホテル・ペットシッターとケージ

動物病院やペットサロンなどのペットホテルを利用した際に、ワンちゃんやネコちゃんがどのように過ごしているかをご存じでしょうか?

多くの場合、安全の都合上、一日中ゲージの中で過ごすようになっています。

そのことを知る飼い主さんの中には、こういった過ごし方に「つまらなくないかな…」「ストレスがたまらないかな…」などと不安に感じられる方もいらっしゃいます。

そんなときには、いつもと同じ環境で過ごせる『ペットシッター』がおすすめです。

この記事では、ペットホテルでの一般的な過ごし方やペットシッターサービスについてお伝えしています。

大切なペットの預け先に悩まれている飼い主さんは、ぜひ読んでみてください。

ペットホテルでの過ごし方

旅行や出張などの際には、ペットホテルに預ける方も多いと思います。

では、ペットホテルでは、どんな1日を送っているのか?一例をあげてみます。

(施設によって過ごし方は変わりますので、具体的には各施設にお問い合わせください。)

ワンちゃんの場合

ワンちゃんの場合、リードでつながれていたり、サークルのような囲われた環境で1日を過ごしたりすることが多いです。

お散歩については、特に要望がない場合には、施設の周囲を10~15分程度歩くようにしていることが多いです。施設内にドッグランがある場合はそちらで同じように運動の時間を設けているようです。

朝晩の1日2回で行っているところがほとんどです。

食事については、施設によっては用意があるところもあります。

その場合は一般的なドッグフードを、1日2回与えています。

飼い主さんが食事を持参する場合には、それをそのまま、もしくは温めて与えています。

おやつや歯みがきガムなどがあれば、それもあわせてあげます。

遊びについてですが、ほとんど行わないところが多いです。

ドッグランを持っている施設では、放し飼いにして遊ばせてあげるところもあります。

同様に、ブラッシングなどのケアに時間をかけることは少ないようです。

あくまでも、『安全に預かる』ということに主体を置いていることが、ペットホテルの特徴です。

ネコちゃんの場合

ネコちゃんの場合には、おそらくケージの外に出るタイミングはほぼないです。

というのも、ワンちゃんのように散歩が必要なく、また、リードでの係留をするには絡まる・逃げるなどの危険がともなうからです。

1日2回の食事と、汚れたタイミングでのおトイレ掃除をすることが多いです。

遊んであげるということも少なく、ブラッシングなどをするケースもあまりありません。

ネコちゃんの場合にも、事故のないように安全に預かることがメインとなります。

ペットホテルでは、夜は安全上、ケージで過ごす

ペットホテルでは、上記でお伝えしたような過ごし方をすることが一般的ですが、おおよそ、一日の大半をケージのような狭い空間で過ごすようになります。

また、夜間は人がいなくなることも多いため、安全の都合上、ケージ内で過ごします。

動物病院やペットサロンなどのペットホテルにおいては、診察やトリミングなど、ホテル業務以外にも仕事があることが特徴です。

そして、たくさんの動物や人が出入りするため、動物同士が触れ合う可能性があり、けんかや伝染病が生じることも考えられます。

そのため、ケージ内で過ごすことが一般的なのです。

ケージの大きさはどれくらい?

ケージの大きさは、施設によって異なります。

ただ、おおよその大きさとしては、立ちあがりや旋回ができる程度の大きさであることが多いです。

施設によっては、値段に応じて、部屋のグレード(設備や広さ、サービス内容)が変わるところもあります。

ケージ内で起こりうる事故やケガ

一般的に、ケージ内は安全性が高いです。

ただし、ケージ内で起こりうる事故やケガもあります。

例えば、「出して!出して!」と興奮してしまう子においては、ケージを噛んでしまい、隙間に口が挟って抜けなくなってしまったり、爪を引っかけてしまって折れたり出血したりすることもあります。

また、鼻でタオルや床をゴシゴシ擦ってしまう子は、鼻の上に傷を負ってしまうこともあります。

興奮によりずっと吠えており、過呼吸になってしまう子もいます。

緊張で満足に食事がとれず、点滴が必要になってしまうというケースもあります。

長期的にケージ内で過ごすことで、運動不足やストレスがたまってしまうこともあります。

精神的にまいってしまい、そのまま体調不良をおこしてしまう子も時々います。

<h2>ペットシッターならほぼいつも通りの生活をさせてあげられる</h2>

ペットシッターサービスにおいては、『自宅』といういつもと変わらない環境で過ごせることが特徴です。

ケージなどの限られた空間で過ごすことがないため(日ごろからケージ内で過ごす子は別ですが)、ストレスがかかりにくい傾向にあります。

また、食事やトイレに関してもいつもと同じですので、飼い主さんが不在ということ以外はいつも通りに生活をすることができます。

特にネコちゃんにおいては、高い場所やお気に入りの場所で過ごすことが好きな子が多いため、いつもと同じ環境で過ごせるということは、とても重要なことです。

ペットシッターができること

ペットシッターサービスでは、食事やおやつをあげることやトイレ掃除はもちろんのこと、お散歩やブラッシング、遊び相手などさまざまなお世話をすることができます。

「たくさん遊んでほしい!」というご要望にも、「人見知りなのであまりかまわないでほしい…」というご要望にも、それぞれご対応が可能です。

飼い主さんとペットさんの不安を少しでも取り除くために、事前に顔合わせやお話をして、当日のケア方法を決めていきます。

すべての不安をなくすことは難しいかもしれませんが、できる限り全力でご対応させていただきます。

【まとめ】ペットホテルはケージ内で過ごす~不安な場合にはペットシッターをご利用ください

動物病院やペットサロンなどのペットホテルにおいては、安全上の理由からケージ内で過ごすことが多いです。

ただ、ケージ内で過ごすことで緊張や不安が生じること、運動不足やストレスがたまってしまうこともあります。

「ずっとケージ内で過ごすのはかわいそうだな…」という場合には、いつもと同じ環境で過ごせるペットシッターをご利用ください!

食事をあげたり、トイレのお片付けをしたりなど、日常ケア全般ができますので、不明点がございましたら、ぜひお問い合わせください!

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