海外旅行とペット

ここ数年は、なかなか旅行しづらい世の中でした。

最近になって、ようやく旅行を検討している方が増えてきましたね。

国内だけでなく、海外への旅行者数も増加傾向にあります。

旅行の際には、ワンちゃんやネコちゃんにお留守番をしてもらう必要があり、楽しみと同時に不安もあることと思われます。

この記事では、楽しく旅行をするためにも、安心してペットを預ける方法や、ペットシッターを利用する際の注意点などをお伝えしています。

国内・海外旅行を計画している飼い主さんは、ぜひ読んでみてくださいね。

旅行にペットを連れていく?預ける?

旅行に行く際には、大切なペットを連れていく方もいらっしゃるかと思います。

最近では、ペットも飛行機内や新幹線などに持ち込むことが一部可能となり、従来よりも安心して移動ができるようになりました。

ペットを旅行に連れていく場合には、一緒に過ごせるという最大のメリットがあります。

家族同然のペットですので、常に一緒に過ごしたいですし、たくさんの思い出も作りたいですよね。

ただ、ペットを連れていくことには、多くのデメリットがあることも事実です。

その一つとして、長距離の移動にストレスを感じてしまう子が多いことです。

一般的には、機内においてケージから出すことができず、長時間狭い空間で過ごすことになります。

また、移動時の大きな音や揺れを不安に感じてしまう子が多いです。

現地に着いても、宿泊先は慣れない場所なので、食欲や元気がなくなったり、体調を崩したり…そんな場合がよくあります。

そのため、ペットを預けて旅行をする方も多くいらっしゃると思います。

旅行の際はペットシッターに預けることがおすすめ!

ペットを預ける際には、動物病院やペットサロンなどのペットホテルを利用する場合と、自宅にペットシッターに来てもらう場合があるかと思います。

ペットホテルにおいては、誰かが常に見ていてくれるというメリットがあります(預け先によっては、夜間は無人になるところもあります)。

また、動物病院においては、獣医師がいるため、万が一の体調不良でもすぐに対応してくれることが安心できる点です。

ただ、たくさんの動物や人が出入りするため、不安を感じてしまう子もいます。

例えば、臆病な子や人見知りをする子においては、ホテル中にずっと鳴いてしまう…震えてしまう…ごはんを食べなくなってしまう…ということがよくあります。

チワワやトイプードルなどの小型犬でそういった子が多い傾向にあります。

ネコちゃんは見知らぬ環境を警戒するため、隅っこでずっと動かない、場合によっては常に威嚇をしているということもあります。

そのため、自宅でお世話をしてもらえるペットシッターを選ぶ方も増えてきています。

ペットシッターを利用した際には、自宅で過ごせるので、ペットのストレスが減るというメリットがあります。

送迎や食事の準備など、飼い主さんの負担が少ないという特徴もあります。

また、ウサギやハムスターなどの小動物(エキゾチックアニマル)のお世話をしてもらうことも可能です。

小動物は、ワンちゃんやネコちゃんよりも環境や温度の変化に敏感な傾向があります。

そのため、家でいつもと変わらず過ごせることは、ストレスを軽減することにつながります。

ペットシッターを利用する際には、前もっての相談をしてみよう

はじめてペットシッターを利用する場合には、前もって相談をしておくことをおすすめいたします。それによりどんなシッターさんが来るのか前もって知ることができます。

例えば

  • どういったケアが必要なのか?
  • どれぐらい一緒に過ごしてほしいか?(滞在時間について:例 食事やトイレの世話だけ来てほしい など)
  • お薬やサプリメントなどはあげるのか?
  • 散歩はどうするのか?
  • 鍵の管理について
  • 家のものの扱いについて

など、世話をしてもらう人と分かち合いたい情報をしっかり伝えることができます。

不安なことをすべて解決することができると思います。

また、前もってペットと会うことで、相性などの確認もできます。

ワンちゃんの場合には、安心して預けられるよう、テスト散歩を行う場合もあります。

ペットシッターを利用する際の注意点

旅行等でお留守番をしてもらうときやペットシッターを利用するときは、しつけを含めて、対策しておくと安心してお出かけができます。

しつけをしておく

長時間の留守の場合、しつけをしておくことは重要です。

例えば、無駄吠えをしないようにすること。

飼い主さんの不在に対してワンワン吠え続けることで、近所迷惑のみならず、ワンちゃんの体調を損ねてしまう可能性もあります。

また、ケージに慣れておくことも大事です。

ケージを安心できる場所と覚えさせることで、留守番中もストレスなく過ごすことが可能です。

トイレの管理も大切で、なるべく家の中と外と、どちらでも排せつができるようにしてあげると、天候に左右されずに過ごすことができます。

好き嫌いをなくす

飼い主さんが不在の際には、不安や緊張から食欲がなくなってしまう子が多くいます。

そのまま体調が悪くなってしまうこともあるので、好き嫌いせずなんでも食べるようにしてあげるといいですね。

特に、海外旅行に行くなど不在期間が長期にわたる場合には、選り好みせず食べてくれることはとても重要です。

そのためには、常日頃から様々な食事(おやつ)をいろいろな方法(手からあげる、温めてあげるなど)で与えることも方法のひとつです。

また、飼い主さんではない人から食事をもらう機会を作ってあげてもいいかもしれませんね。

人に慣らしておく

ペットホテルやペットシッターを利用する際には、飼い主さんではない人が出入りするようになります。

他人が入ってくることでパニックや凶暴になってしまうと、お世話どころではなくなってしまいます。

ときには、人を家に呼んだり、ワンちゃんの場合にはおでかけやドッグカフェなどで、人に慣らしておくようにするといいですね。

【まとめ】海外旅行などの長期の旅行に行くときにはペットシッターがおすすめ!

海外旅行など長期にわたる旅行に行くのであれば、ペットシッターを利用することをおすすめいたします。

飼い主さんの長期間の留守は、ペットにとってはとても不安な時間です。

いつもいる自宅で過ごせるようにすると、ペットも飼い主さんも安心して過ごすことができると思います!

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