大型犬とお散歩代行

お散歩ってとっても大事!

ワンちゃんを飼っていると、なるべく毎日お散歩に連れて行ってあげたいですね。

チワワやトイプードルのような小型犬であれば短時間のお散歩でも大丈夫ですが、ゴールデンレトリバーやラブラドルレトリバー、秋田犬などの大型犬の場合にはある程度の散歩の時間や距離、運動量が必要となります。

愛犬と一緒に散歩をすることは運動やストレス発散につながり、とても良い事です。でも、もし飼い主さんが体調不良だったり、どうしても外せない予定で都合がつかなかったり、お散歩自体が飼い主さんに負担になってしまうこともありますよね…

そんなときには、散歩代行のペットシッターを利用することも方法のひとつです。

この記事では、大型犬のお散歩について、散歩時間や距離の目安、散歩中に気をつけることなどをお伝えしています。

愛犬のお散歩について、不安や疑問のある飼い主さんは、ぜひ読んでみてください。

大型犬のお散歩は大変!?

大型犬の中には毎日のお散歩が大変な子もいます。

引っ張る力がとても強いため事故やトラブルにつながらないか気を付ける必要がありますし、長い距離を散歩してあげないと運動不足になったり、ストレスがたまってしまったり…と不安に感じてしまいますよね。

飼い主さんが元気なときは問題ないと思われますが、体調が悪いときや用事で手が離せないときなどは、愛犬の「お散歩行こうよ!」にこたえてあげられないときもあるかと思います。

散歩時間と回数、距離

大型犬のお散歩は可能な限り1日2回は行くようにするといいでしょう。

歩くスピードにもよりますが、1回あたり30~60分程度、距離は2~4km程度のお散歩がおすすめです。

もちろん、ワンちゃんの種類や年齢、性格などにもよりますので、愛犬の様子をしっかり見ながら調整してあげましょう。

大型犬の散歩中に気をつけること

大型犬の散歩中には、気をつけることがいくつかあります。

周囲の安全

大型犬の散歩時には、周りへの配慮がとても重要です。

というのは、世の中には犬が苦手な人もいるからです

犬の鳴き声や、犬とすれ違うことだけでも恐怖に感じる人もいます。

大型犬であれば怖がる人の割合は上昇します。

そのため、急に飛びかかったり、吠えたりしないよう、日ごろからのしつけも大切です。

また、驚いたときや、いつもと違うことが生じたときに、いきなりパニックとなり、制御不能となってしまうこともあります。

散歩中のコントロールをしやすくするために首輪と胴輪で二重にリードをするのもいい方法です。

制御が難しい場合には、ハーフチョーク首輪(半分が皮や布、残り半分がチェーンなどでできている首輪で、リードを引くことで、適度に首が締まり、愛犬に合図を送れる首輪)といったものもあるのでうまく活用してコントロールしていきましょう。

水をしっかり飲ませる

お散歩中にしっかりお水を飲ませることは重要です。

ハアハアと舌を出して歩いて(走って)いる子はよく見かけます。

犬は体に溜まる熱の大半を口から呼吸することで外に逃がしています。

そのまま頑張ってしまうと、熱が体にこもってしまい、熱中症や脱水症状を引き起こしてしまいます。

特に暑い夏場は、時間を決めて休憩をし、水分補給をしてあげましょう。

もちろん、日中など炎天下でのお散歩は控えるようにしましょうね。

肉球をやけどすることだってあります。

あまりにも暑い日は、散歩をお休みすることも考慮に入れてください。

ドッグランは大型犬専用を利用する

お散歩が大変な場合には、ドッグランを利用するのもアリです。

場内では自由に走れるため、ついて歩き回る必要が少なく、飼い主さんの負担は軽減されます。

注意点はドッグランを設けている公園でも、通常は全犬種が同時に使用するようになっているという場所が多いです。

小型犬も一緒のドッグランを使用する場合には、時間を改めるか、ロングリードなどを利用して行動を制限するようにしましょう。

中・大型犬専用のドッグランも設けてあるような公園であれば、思いっきり走らせてあげられます。

ただし、不要なトラブルを避けるため、しっかり見守ってあげてくださいね。

散歩中はしっかり様子を見てあげること

序盤に書いた通り、大型犬のお散歩は、ある程度の時間と距離が必要となります。

ただし、それは愛犬の体調がよいときです。

大型犬は生まれつき股関節が弱い子も時々おり、走らせすぎると体に大きな負担を与えてしまうこともあります。

また、シニアになると、変形性関節症という、関節の中の軟骨がすり減ってしまう病気になる子も多いです。

お尻を振っている(モンローウォーク)、片足に体重をかけて反対側を浮かせている、しっぽをだらんと垂らしている、といったことは、足や腰が痛いサインです。

そのため、歩き方を含めて、いつもと様子が変わらないか、しっかり観察をしてあげましょう。

歩きたがらないときは

散歩中に何度も立ち止まる、座ってしまうなどは、体に不調を感じているときもあります。

また、散歩経路において、大きな音がした、なにか痛いことがあったなど怖い経験をしたことがあり、その場所に行きたくないというアピールであることもあります。

そのため、歩きたがらないときには、無理をせず中止することや、道や時間を変えることも検討しましょう。

それでも改善がなされない場合には、体調が悪い可能性もあるので、動物病院を受診するようにしましょう。

太りすぎはNG

すべてのワンちゃんに通じることですが、大型犬も太りすぎはよくないです。

太りすぎることで、骨や関節に大きな負荷がかかってしまいます。

もし肥満気味であるなら、まずは食事量を減らして対応するようになります。

ふやかしたり、野菜でかさ増しするなどして、空腹を補ってあげましょう。

それでも催促する場合には、ダイエットフードに変更することをおすすめします。

ただし、急激なダイエットは体に負担がかかってしまうため、体重の減少は、1週間に体重の2%程度までにとどめるようにしましょう。

詳しくは主治医の先生にご確認ください。

大型犬の散歩代行はペットシッターへ

大型犬のお散歩は大変かついろいろな注意点があります。

毎日頑張りすぎると疲れてしまうこともあります。

そのため、時にはお散歩代行として、ペットシッターを利用してみてはいかがでしょうか?

お伝えしていただいた散歩ルートで、お好みの時間に、愛犬の様子をしっかり見ながら、お散歩をさせていただきます。

『毎日の義務』から『疲れたときは誰かに頼る』ということに変更すると、気持ちも楽になり、愛犬とより親密に過ごすことができます。

【まとめ】大型犬のお散歩時間や距離、注意すること!

大型犬を飼っている際には、たくさんのお散歩が必要となります。

また、散歩中には、ワンちゃんの体調や周りの人への配慮など、いろいろと気をつけなければいけないこともあります。

毎日のお散歩に少し疲れてはいませんか?

そんなときには、ペットシッターを利用してみるのも方法のひとつですよ!

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